「売り馬」情報ページ 注目の種馬♂(ステイゴールド)
《ステイゴールド 1994年生まれ 黒鹿毛 ビッグレッドF》
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986 | Halo | Hail to Reason | Cosmah | Wishing Well | Understanding | Mountain Flower | ゴールデンサッシュ 栗毛 1988 | ディクタス | Sanctus | Doronic | ダイナサッシュ | ノーザンテースト | ロイヤルサッシュ |
たぶん、一般的にもっとも注目の種馬といえば、2007年度2歳リーディングサイヤー1位(総合でも2位)のアグネスタキオン、ということになるとは思うのですが、ここでそのまま取り上げるのはあまりに当たり前すぎて気が引けます。 さて2007年、海外から日本に導入された大物種馬といえば、ロックオブジブラルタルとファンタスティックライト。 (2007年度の種付け料はロックオブジブラルタルが420万円、ファンタスティックライトは350万円) でも皆さん覚えておられますか? ステイゴールドは現役時代、ファンタスティックライトにドバイシーマクラシック (GU・芝2400m)で土をつけているということを。 いつものようにここで現役時代の競走成績を取り上げるのは、彼に限っては無粋なのでやめておきます。 ただ思うのは、熊沢騎手自身も言っていましたが、きっと乗りようによってはステイゴールドはあれほどのシルバー コレクターにはならなかったかも? ということで、そのことは彼の引退レースとなった香港ヴァーズ(GT・芝2400mで1着)での飛ぶような末脚や、2006年朝日杯フューチュリティステークスで彼の産駒、ドリームジャーニーがみせたあの末脚からも、察っせられるのであります。 7歳まで故障なしに50戦を戦い抜き、競走生活を終えたステイゴールドは、翌2002年に種牡馬入りし、初年度には 177頭に種付け、翌2003年には135頭の産駒が誕生しました。そして2005年、初産駒のうち61頭が中央でデビューし、7頭が勝ち上がり、2005年JRAファーストシーズンサイアーランキングの成績は4位と健闘しました。(ちなみに1位はアグネスタキオンですが) これら初年度産駒は翌年3歳になって、エムエスワールドがマーガレットステークス(OP・芝1400m)や白百合 ステークス(OP・芝1800m)で1着、ソリッドプラチナムが3歳ながら古馬との混合マーメイドステークス(GV・芝2000m)で1着になるなど、父親の現役時に優るような成績をあげたことからも、ステイゴールドの種馬としての資質の高さがうかがえたのでありました。 そしてなんといっても注目は2年目産駒の中から出てきたドリームジャーニー。朝日杯フューチュリティステークス(GT・芝1600m)を驚異の末脚で制し、見事2006年度JRA最優秀2歳牡馬に選ばれました。(2007年度もGU・神戸新聞杯で1着) 他にもゴールドキリシマが京都2歳ステークス(OP・芝2000m)で1着になるなど、2006年、ステイゴールド産駒はかなりの成績を収めたのであります。(ただ本当をいうとアドマイヤコジーンに種牡馬成績としては負けてしまったのですが...ステイゴールドは2006年度JRAサイアーランキングの2歳馬部門で10位、アドマイヤコジーンは5位) でも2007年度も彼は順調な種牡馬成績で、サンライズマックスが中日新聞杯(GV・芝2000m)1着を含め1年間で4勝を収めるなど、中央では27頭の産駒が年間44勝をあげ、JRAサイアーランキング(総合)で19位となっています。
血統面では、ナリタトップロードやヒシミラクルの父サッカーボーイはステイゴールドのおじにあたります。(おばあさんのダイナサッシュがサッカーボーイの母) 尚、ステイゴールドは2008年、再びビッグレッドファームに戻り種付けを行います。(2008年度の種付け料は250万。昨年度は300万) また種付け頭数は2002年度から順に177、115、87、146、93、129頭となっています。(写真はホースナビのHPより)
※2007年12月30日に加筆訂正いたしました。
★ステイゴールド産駒からはこの1頭!★
性別:牡
生年月日:2006年4月8日
毛色:黒鹿毛
生産者:(有)北島牧場
*2006年北海道オータムセール当歳馬部門に上場され 800万円でノーザンファームに購買されました。(No206)
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